2024年9月4日、第34回米日カウンシル ビジネス・アドバイザリー・ボード(BAB)ミーティングが東京アメリカンクラブで開催されました。米日カウンシル評議員副会長の田中正明氏のリーダーシップの下、シカモアツリーキャピタルパートナーズL.P.共同創設者兼最高経営責任者のマーク・オカダ氏(JALD’23)を基調講演者に迎え、「大統領選挙を踏まえた米国市場の理解」についてお話いただきました。本イベントには、50名を超えるビジネスリーダーならびにTOMODACHIアラムナイとインターンを含む6名の次世代リーダーが参加しました。
基調講演に先立ち、田中正明氏と米日カウンシル共同理事長であるキャシー松井氏が参加者への挨拶を行い、参加者のネットワーキングを促進しました。
講演の中でオカダ氏は、来たる11月に行われる米国大統領選挙における民主党と共和党のそれぞれの候補者の政策について、そして彼らの政策が与える米国経済への影響について述べました。さらに、今回の大統領選挙では移民政策や関税政策が候補者間での大きなカギとなると述べ、過去の政治政策と経済状況の変化の関係性についても明らかにしました。最後に、米国の財政赤字やインフレーション等の様々な経済的問題に対応していくためには、財政的責任のある大統領が必要であると訴えました。
TOMODACHIイニシアチブのアラムナイである笠柳大輔氏(TOMODACHI Story Jam for Youth with Disabilities ’22)は、「政策提言を専門とする非営利団体、国際障害者協議会(DPI-Japan)で働く者として、企業セクターとのつながりは大きな課題であり、このイベントはそのギャップを埋める素晴らしい機会を提供してくれました。今回得られたつながりを活用して、スポンサーシッププログラムを開発したいと考えています。」と述べた。