外務省が主催し、米日カウンシルがプログラム計画と運営を行う【在米日系人リーダー訪日プログラム/ Japanese American Leadership Delegation(通称:JALD)】の一環として、10人の日系アメリカ人有識者が 3 月 1 日から 9 日まで日本を訪れました。本プログラムは、日系アメリカ人リーダーと日本のリーダーとの繋がりを深めることで、米日関係の強化を目指しています。
訪日団は東京・大阪の様々な場所を訪ねることで、日本の社会、文化、および経済への理解を深めました。
日本のリーダーとして、岸田文雄首相、上川陽子外務大臣、四方敬之内閣広報官、河野太郎デジタル大臣、長谷部健渋谷区長、経団連、経済同友会、日米国会議員連盟と同連盟の中曽根弘文会長と面談をおこないました。くわえて、両国政府の外交官や国内の様々なセクターのリーダーたちと会合し意見交換しました。
プログラムの一環として、国際交流基金の主催、米日カウンシルの共催、外務省の後援により開催した『地域経済活性化を後押しする文化・スポーツ・コミュニティの力 – 日系アメリカ人の経験から』の基調講演では、一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構会長(JSTA)の原田宗彦会長が登壇。訪日団が登壇したパネルディスカッションでは登壇者それぞれのリーダーシップの役割に基づいた経験から、文化、スポーツ、コミュニティが地域経済を活性化する力について議論しました。
今回の訪日では、米日カウンシルのスザンヌ・バサラ会長兼最高経営責任者(CEO)に加えて、以下のメンバーが参加しました。
- ナオミ・オストワルド・カワムラ(シアトル、ワシントン州)
「伝承」エグゼクティブ・ディレクター - ヨウ・カワナミ(ホノルル、ハワイ州)
ハワイアン電力 ディレクター - デレック・ケンモツ(サンマテオ、カリフォルニア州)
米国防省国防イノベーション・ユニット AI/ML 部門パートナーシップ責任者 - ダレン・マノ(ソルトレイクシティ、ユタ州)
ソルトレイクシティ市議会議員 - スーザン・ミヤギ・マコーマック(ニューヨーク、ニューヨーク州)
JapanCulture-NYC 創設者兼編集長 - トモコ・ホサカ・マレーニー(ワシントン D.C.)
米国商工会議所 米日経済協議会 常任理事 - アンナ・ニノユ(シカゴ、イリノイ州)
メティス・デザイン LLC 社オーナー兼首席建築家 - ロブ・オオノ (ポンテ・ヴェドラ・ビーチ、フロリダ州)
アニカ財団 代表取締役兼社長 - ジョージ・タナカ(ロサンゼルス、カリフォルニア州)
U.S.バンク マネージング・ディレクター - デイビッド・ヨシムラ(デモイン、アイオワ州)
フェーグル・ドリンカー・ビドル&リース法律事務所弁護士(パートナー)
本プログラムに関する詳細ならびに2024年度の訪日メンバーの情報については、こちらをご参照ください。(英文)