第30回米日カウンシル ビジネス・アドバイザリー・ボード ミーティング:アフラックの共有価値の創造(CSV)経営戦略

後列:(右から)キャシー松井氏、スザンヌ・バサラ、田中正明氏、髙田ヘンリー氏、佐藤スコット氏
前列:(中央)チャールズ・レイク氏、TOMODACHIアラムナイ

2023年5月23日、第30回米日カウンシル ビジネス・アドバイザリー・ボード(BAB)ミーティングが東京アメリカンクラブで開催されました。ビジネス・アドバイザリー・ボードは、米日カウンシル評議員会副会長の田中正明氏のリーダーシップの下、米日カウンシルの使命である日米関係をグローバルな視点で強化するために、多様なビジネスリーダーたちが集い、人と人との繋がりを促進するプラットフォームを提供しています。

第30回目は、カウンシル・リーダーのチャールズ D. レイク II氏(アフラック 生命保険株式会社代表取締役会長/アフラック・インターナショナル取締役社長)を迎え、「アフラックの共有価値の創造(CSV)経営戦略」と題して基調講演を行っていただきました。本イベントには、50名以上のビジネスリーダーおよびTOMODACHIアラムナイを含む7名の次世代リーダーが参加しました。

レイク氏は、アフラックが大切にしている「がんに苦しむ人々を経済的苦難から救いたい」という創業の想い、The Aflac Way、企業理念、ブランドプロミス「『生きる』を創る。」といったコアバリュー(基本的価値観)を紹介し、これらに基づく企業文化の重要性を語りました。また、アフラック独自の資源や専門性を生かして同社が解決すべき社会的課題を解決し、同時に経済的価値を生む「アフラック流CSV経営」を通じ、日米両国のステークホルダーの期待にどのように応えてきたかを紹介しました。さらに、こうした経営を支える実効性の高いグローバル・グループ・ガバナンスの実践についても述べ、両国のベストプラクティスの融合によるアフラックのユニークな経営の在り方を紹介しました。

参加したTOMODACHIアラムナイの金実紀氏(TOMODACHI米日ユース交流プログラム’18)は「基調講演を聞いて、(顧客からの)信頼を獲得する企業になるためには、優れた経営戦略が必要不可欠なのだと実感しました。アフラックは日本とアメリカで異なる戦略で展開していて、それぞれの国の文化を深く知ることも極めて重要であり、その相互理解こそが日米の強力な絆を作り上げているのだろうと思いました。」と述べました。