概要
在米日系人リーダー(JALD)訪日プログラムは、全米各地から選抜された日系アメリカ人リーダーが日本を訪問し、日本のビジネス、政府、学術、非営利、文化といった各分野のリーダーと交流を深めることを目的としています。本プログラムはまた、日本のリーダーにとっても、日系アメリカ人リーダーの様々な経験を通じて、多文化社会であるアメリカへの理解を深める貴重な機会を提供します。
帰国後、プログラム参加者はJALDアラムナイ、在米日本国大使館および各総領事館・領事事務所、米日カウンシル、ならびに全米および地域のコミュニティ団体と連携し、アメリカと日本の関係強化に貢献しています。
本プログラムは、在米国日本国大使館および17の総領事館・領事事務所を通じて、日本国外務省の支援により実施されており、米日カウンシルがその運営を担っています。2000年のプログラム開始以来、これまでに227名のリーダーが本プログラムに参加しました。
この度、2025年度日系アメリカ人リーダー代表団(JALD)として、すばらしい精鋭たちが選出されたことをご報告いたします。彼らは1月31日から2月1日にかけてロサンゼルスで行われる事前研修に続き、2月28日から3月8日までの9日間、東京と広島を舞台にハイレベルな会議や交流に参加します。
背景
日本とアメリカの二国間関係は、世界にとって極めて重要であると認識されており、日系アメリカ人はこの関係をさらに発展させる上で、独自の重要な役割を担っています。日本人と日系アメリカ人の間には複雑な歴史的背景を持つつながりがあります。第二次世界大戦は、多くの日系アメリカ人が日本との関係を断ち切らざるを得ない状況を生み出しました。しかし、今日においては、日系アメリカ人を日米関係に再び積極的に巻き込み、新たな協働の機会を創出していくことが強く求められています。2022年5月の日米共同声明において、当時の岸田首相とバイデン大統領は、「日系米国人の歴史、貢献、文化遺産に敬意を表し、将来の日米協力に次世代の日系米国人リーダーを参画させていくことで一致した。」と述べています。
日系アメリカ人リーダー訪日プログラムは、日系アメリカ人リーダーが日本への理解を深め、交流を促進する貴重な機会を提供します。また、現在そして未来において両国が直面する主要な課題に対し、日系アメリカ人がどのような役割を果たすことができるかについて議論する場でもあります。
このプログラムの最初の参加者は、2000年に外務省(MOFA)の招待を受け、訪日しました。その際の参加者には、教育、文化、慈善、法律、政治など、多岐にわたる専門分野から選ばれた三世および四世の日系米国人が含まれていました。最初の訪問以来、新型コロナウイルス感染症のパンデミック期間(2020年~2022年)を除き、2002年以降、毎年米国各地から日系アメリカ人リーダーたちが日本を訪れています。
本プログラムの参加者は、日米関係強化へのコミットメントを持続させるため、アラムナイネットワークを構築しています。訪日後のフォローアップ活動への積極的な参加は、プログラムの必須要件の一つとなっています。
プログラム・アラムナイ
JALDアラムナイは、日米関係強化へのコミットメントを継続させるため、強固なネットワークを築いています。これまでにJALD全米を対象とした同窓会が開催されたほか、複数のアラムナイグループが日本を再訪し、プログラムを通じて培われた重要な関係をさらに深め続けています。プログラムを修了したアラムナイには、米日カウンシルが有する国際的リーダーのネットワークへの参加が推奨されており、米日カウンシル主催の様々なプログラムやイベントへ参加することができます。
2023年プログラムの様子はこちらからご覧ください。過去のレポートはこちらからご覧いただけます。

過去のプログラム