ポール 与那嶺

セントラルパシフィックファイナンシャルコーポレーション(CPF)の会長兼CEO、ならびに同社の子会社であるセントラルパシフィックバンク(CPB)の代表取締役会長。

2017年3月まで、日本アイ・ビー・エム株式会社の代表取締役社長執行役員を務めた。年間収益が約90億ドルの日本アイ・ビー・エムは、IBMで最も業績が高い部門の一つであり、多様な社員を雇用するトップの企業の一つとして日経新聞に取り上げられた。

それ以前は、株式会社日立コンサルティング(日立グループ初の経営コンサルティング会社)を設立し、2006年から2010年まで代表取締役社長兼CEOを務めた。2004年から2006年まで、ホノルル市長のシニアアドバイザーとして、同市の事業を再設計する官民パートナーシップのイニシアチブを率いた。べリングポイント社アジア太平洋地域の取締役副社長兼会長、日本のKPMGコンサルティング株式会社の代表取締役社長、米国のKPMGのハワイ支部においてマネージングパートナーも務めた。

サンフランシスコ大学を卒業し、米国公認会計士の資格を持つ。世界で有数の大手金融機関の一つ、三井住友銀行の取締役。ヤング・プレジデンツ・オーガニゼーション(YPO)とムーブ・オアフ・フォワードに所属する。チェンジ・イニシアチブの経済委員会の共同委員長、米日カウンシルの評議員会会長。太平洋ハイテクセンター(PICHTR)の役員でもある。