日系アメリカ人リーダーが東京と静岡を訪問し、日本政府高官と面会

〜日本と日系アメリカ人の長期的な関係深化を目指すプログラム〜

ワシントン DC – 2023 年度在米日系人リーダー訪日プログラム(JALD)に参加する 10 名の日系アメリカ人リーダー が、3 月 3 日から 11 日まで日本を訪問する予定です。東京と静岡を訪れるこの訪問で、日本の著名な指導者たちと人と人との関係を築き、日米関係をさらに強化するための意見交換を行うことを目的としています。

2000年の開始以来、JALDは日系人と母国との長期的な関係を強化し、日米関係において日系人が果たす役割を拡大することを目指しています。JALDは、外務省が主催し、米日カウンシルがプログラムの計画と運営を行います。

新型コロナの流行により、参加者のプログラムは一時中断していました。JALD参加者の来日は、今回で20回目となります。

2023年の参加者は以下の通りです。

  • フレデリック・H・カタヤマ(ニューヨーク州ニューヨーク) 米日カウンシル上級副会長
  • ジョージ・コバヤシ(イリノイ州シカゴ)増田・舟井・アイファート&ミッチェル法律事務所 所長
  • ジェフリー・マロニー(カリフォルニア州アルハンブラ) サンタモニカ山地保護区 チーフカウンシル
  • カーラ・ミヤギシマ(コロラド州デンバー) 国立公園局アマチェ国立史跡 管理官代理
  • マーク・オカダ(テキサス州ダラス) シカモア・ツリー・キャピタル・パートナーズL.P. 共同設立者兼マネージング・パートナ ー
  • クリスティン・ピルカベージ(マサチューセッツ州ケンブリッジ)マサチューセッツ工科大学国際科学技術イニシアチブ、MIT日本プログラム、マネージング・ディレクター、マサチューセッツ工科大学
  • カルビン・テラダ(ワシントン州シアトル) 米国環境保護庁第10地域スーパーファンド・緊急事態管理部 部長
  • ロリ・テラニシ(ハワイ州ホノルル) iQ 360創設者兼CEO
  • ケンタ・ワシントン(バージニア州グレートフォールズ)、ボーイング社プログラムマネージャー
  • オードリー・ヤマモト(カリフォルニア州サンフランシスコ)、アジアン・アメリカン・ファウンデーション、チーフ・オペレーティング・オフィサー

iQ 360 の CEO であるテラニシは、「第 20 回目の日系アメリカ人リーダー参加者の一員となることは、光栄であると同時に責任あることです。ビジネス、政府、社会の最高レベルにある日本のリーダーの方々と意見交換をし、日米間のパートナーシップを継続するだけでなく、私たちの生活や組織を豊かにする一対一の友情を築くことができるような、両国のつながりを形成する機会を得られたことに感謝しています」と述べています。

参加者は、「多様性と社会的包摂の推進 ―日系アメリカ人から見た米国の現状―」と題されたパネルに参加する予定です。カーティス・タカダ・ルークス博士(ロヨラメリーマウント大学アジア太平洋アメリカ研究助教兼プログラム・コーディネーター)が、日系人と他のマイノリティコミュニティの連帯とその役割について基調講演を行い、パネルディスカッションでは、アメリカ社会の現状とその中での日系コミュニティーの役割について展望を語ります。