次世代サミット2021





  • 日時
    2021年12月11日 (土) 12:00 am – 11:59 pm

次世代サミット2021
Ideas to Action: Breaking Barriers for a Sustainable Community with Enduring Value
日付: 2021年12月10日~2021年12月11日 (米国)/ 2021年 12月11日~2021年12月12日 (日本)
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次世代サミットについて

次世代サミット2021は2021年11日ー12日(日本)・12月10日ー11日(米国)にオンラインで開催されます。本サミットは一般にも公開され、TOMODACHIアラムナイと米日カウンシル渡邉利三寄付奨学金の奨学生をハイライトします。また、彼らが再会し、刺激し合い、互いに学び合う場であると同時に、米日カウンシル、渡邉利三寄付奨学金、様々な業界からのサポーターとの新たな出会いの場を提供します。

1日目は、様々な分野で活躍する新生リーダーや専門家が、社会に変化をもたらすためにとったアクションや施策について学びます。基調講演では、リーダーシップ、マネジメント、ガバナンスのためのアクションに焦点を当てます。続くパネルディスカッションでは、「気候変動&持続可能性」「インクルージョン&ダイバーシティ」「教育改革&若者のエンパワーメント」の3つのテーマを取り上げます。

2日目には、TOMODACHIアラムナイ・リーダーらが選んだ日本全国の地域課題について学び、議論します。こちらも一般公開されますが、主にTOMODACHIアラムナイがオンラインで地域のコミュニティに参加し、その地域のリーダーと出会う機会となります。すべての参加者は、2021年の地域リーダーが主催するブレークアウトセッションに参加し、彼らが1年を通して与えたインパクトについて学ぶことができます。

スケジュール

DAY ONE(1日目)
日本時間:2021年12月11日 10:00-12:30
米国東海岸時間:2021年12月10日 20:00-22:30 

  • 開会の辞
  • 基調講演
  • パネル・ディスカッション(3つから選ぶ)
    • パネル1:「気候変動&持続可能性」
    • パネル2:「インクルージョン&ダイバーシティ」
    • パネル3:「教育改革&若者のエンパワーメント」
  • 閉会の辞(TOMODACHI アラムナイ・スピーチ)

気候変動と持続可能性は、私たちが共に取り組まなければならない、今日の世界における最も緊急な課題のひとつです。一人でできることは少ないと思うかもしれませんが、それぞれが自分なりに小さな一歩を踏み出すことができます。このパネルでは、気候変動に関する若者への教育や、廃棄物ゼロによる持続可能な観光に焦点を当てた独自の取り組みを始めた20代の若いリーダーたちが登壇します。TOMODACHIアラムナイの山田奈波氏は、IBMでサステナビリティに関するコンサルティングを行った経験を活かしてパネルをリードします。

インクルージョン&ダイバーシティという言葉はよく耳にしますが、女性の権利、LGBTQ、人種関係、アクセシビリティなど、さまざまな角度や分野で取り組まれています。若い人たちがプロフェッショナルとして次のステップに進もうとするとき、企業の価値観や、D&Iの取り組みが社内外でどのように実施されているかは、意思決定においてますます重要な要素となっています。

TOMODACHIアラムナイであり、社会政策の分野でキャリアを積もうとしているジェス・ジュアニッチがモデレーターとなり、グローバル企業のリーダー2人が、インクルージョンとダイバーシティに関するこれまでの道のりと経験について共有します。

教育改革&若者のエンパワーメント 

教育業界は、変化を起こすのが最も難しい場所の一つと言われています。そうであるならば、どうすればより良い教育スタイルを導入し、若者をエンパワーすることができるのでしょうか。このパネルでは、日本の女子高校で最年少の校長、アメリカで培った教授法を活用し、数々の賞を受賞してきた英語教師の2名のパネリストが登壇します。2022年4月から新米教師となるTOMODACHIアラムナイの大和田日向子氏が、教育業界の核心に迫ります。

DAY TWO(2日目)
日本時間:2021年12月12日 10:00-12:30
米国東海岸時間:2021年12月11日 20:00-22:30 

  • 開会の辞
  • TOMODACHI 10周年ビデオ
  • 日本の地域リーダーによるブレークアウトセッション(6つから選ぶ)
  • アメリカ地域代表の発表
  • 閉会の辞(TOMODACHI アラムナイ・スピーチ)

北海道地域

地域リーダー:藁谷大美

地域メンター:齋藤菜奈子

テーマ:北海道ニセコ町を例に自然資源を活かした観光における産官学の連携について学ぶ

イベントタイトル:ニセコの観光 ~自然を持続的に楽しむ~

北海道地域は「ニセコの観光 ~自然を持続的に楽しむ~」を開催します。

自然豊かなニセコ地域では、スキーやラフティング等の自然資源を活用した観光が盛んです。美しい景観を保ちつつ観光業を盛んに実施するニセコ。景観の美しさと観光業の推進をどう両立させているのか、産官学それぞれの観点から学んでみませんか?

前半はパネルディスカッションで、ニセコの自然資源を活かした観光での産官学の連携・各々の活動を学びます。ここでは、様々な取組みによって持続可能なまちづくりを推進するニセコ町長の片山健也氏、年間を通して観光客を引きつける株式会社NACの取締役であるフィンドレー陽子氏、地域目線で観光を研究する北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院准教授の石黒侑介氏の豪華な3名が登壇します。また、ニセコを実際に感じてもらうためのミニビデオも用意しています。

後半はグループに分かれて、今後も持続的に自然を楽しむためにできることについて意見交換をします。産官学の連携について考えたこと、観光客側の視点など、皆さんの視点からの意見をお聞きするのを楽しみにしています。

東北地域

地域リーダー:豊田紗綾

地域メンター:富田祥子

テーマ:故郷の商店街へ「継続的に足を運ぶきっかけ」を作る

イベントタイトル:故郷の魅力を発見&発信しよう!

「故郷の魅力を発見&発信しよう!」

地域の歩みを見守ってきた商店街。

しかし全国的な大型ショッピングセンターの展開や、進学や就職・結婚など様々な理由により商店街から離れる人が増え、シャッター街が増加しています。

そこで私の出身地である岩手県一関市大町商店街の取り組みを題材に、大切な故郷の商店街へ「継続的に足を運ぶきっかけ」を作りたいと思い、このイベントを企画いたしました。

今回のイベントでは、アメリカの商店街関係者と大町商店街関係者をゲストに招き、両商店街のこれまでのアプローチを共有することにより、新たな魅力を発見し、帰属意識の強化をはかります。

イベントの前半では両商店街の紹介を行います。(大町商店街の紹介では、11/14に行ったプレイベントで参加者の方からいただいた素材を元に作成したプロモーションビデオを流します)後半では、両商店街の目指す未来をディスカッションし、参加者の皆さんと座談会を行う予定です。

中部・北陸地域

地域リーダー:木村まみ

地域メンター:三塩菜摘

テーマ:地方におけるキャリア形成

イベントタイトル:My Career Story ~私が中部・北陸地域で働く理由~

「地元だと理想の働き口がない!」そう言って、これまで何人の若者が、中部北陸地域から都会へ移動してしまったのでしょう。しかし、地元でも理想のキャリアを自ら作り出すことは可能です。イベントでは、自らビジネスを創出したゲストとともに、地域での働き方を考えます!

イベントでは、中部北陸地域に拠点を置き、地域のためにビジネスを始めた若きプロフェッショナルをお呼びし、地域でのキャリア形成についてお話を伺います。前半ではゲストのキャリアストーリーを聞きます。後半では、ゲストに質問・相談したり、参加者同士で自分の理想のキャリアについて考えたり、たくさん意見を交換する予定です。中部北陸地域にゆかりのある方はもちろん、自分でビジネスを始めたり、地方で働いたりすることにご関心のある方は、ぜひご参加ください!

関西・中国・四国地域

地域リーダー:北野真帆

地域メンター:栗井裕美子

テーマ:ジビエ商品開発に関わる活動報告、消費者としてできることを学ぶ

イベントタイトル:『おいしく、きれいで、ただしい』食で、環境も身体もハッピーに!

当地域ではこれまで、「わたしたち市民がどのように鳥獣害対策に関わることができるのか」を考えてきました。シカやイノシシによる獣害は、徳島県のみならず日本の中山間地域において農業の阻害要因になっています。さらに捕獲されたシカやイノシシの9割以上が廃棄されています。所属する大学の狩猟サークルでは「食べる鳥獣害対策」を目指して、捕獲されたシカやイノシシの肉をジビエサラミやハムなどの食肉加工品にして、神戸で開催されるスローフードのマーケットなどで販売してきました。

今回のイベントでは、Slow Food Nipponの渡邊さんをゲストに迎え、食料生産流通システムをよりよくするために自分たち消費者ができることについて考えたいと思います。

食品流通の現場について学んだ連続セミナーの内容や徳島大学狩猟サークルが実施したジビエ商品生産のためのクラウドファンディングのプロセス等を報告するとともに、スローフード運動の思想や消費者としてその日からできる実践を、スローフード日本・代表理事の渡邊さんからお話しいただきます。

環境にも、生産者にも、自分たちにも「いい」食について一緒に考えてみませんか?

九州地域

地域リーダー:黒澤永

地域メンター:亀石泰斗

テーマ:リーダーシップ、課題解決、プロジェクトマネジメント、女子教育&女性の社会進出

イベントタイトル:私たちに求められる若手&ベテランのリーダーシップ

九州地域は、「若手のリーダーシップ×これからの女子教育」をテーマにパネルディスカッションを開催!

2021年の流行語大賞候補にもなった「ジェンダー平等」。一方で、グローバルジェンダーギャップでは、120位の私たち日本。女性の教育や社会進出は,高い関心を集めながらも解決されない私たちの課題です。

パネルディスカッションには、「全国最年少校長の福岡女子商業高校の柴山翔太校長」、子どものリーダーシップ教育や女性の自己啓発プログラムを手掛けるクリスティン・ピアソン・石井さんをお招きし、私たちに求められるリーダーシップと女子教育の重要性をお伝えします。

若手主導のリーダーシップや子供の教育、女性の教育や社会進出まで幅広く扱いますので、どなたにもご参加いただけます!ぜひ九州地域のパネルディスカッションでお待ちしております!

沖縄地域

地域リーダー:島袋伶緒

地域メンター:東泊亜弥乃

テーマ:性教育と向き合い、自分の体を守ることの大切さを学ぶ

イベントタイトル:What is “Comprehensive” Sex Education?

性教育に世界基準のガイダンスがあることをご存じですか?性教育と聞くと、「体の作り」や「生命の誕生」、「避妊について」を思い浮かべる方が多いと思います。しかし、ユネスコが出している『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』では、それらに加え、学校では教えてもらえないような「自分を思いやる気持ち」、「他者との関係性」、「性的同意について」など、全てをひっくるめた包括的性教育を行うことが求められています。沖縄県は全国的に出生率が高く、日本の未来を担う大事な地域です。しかし、若年妊娠率も高く、中には性についての知識がないまま妊娠してしまうという事実があります。その事から、地域で性の知識を学ぶことが大切と感じ、包括的性教育を学べるイベントを企画しました。今回のイベントでは、様々な方向から「性」に関する分野で活動されているパネリストの方々をお招きしてパネルディスカッションや、包括的性教育について学べるワークショップもご用意しております。是非一度あなた自身や大切な人の健康や幸福のために性教育としっかり向き合ってみませんか?

言語:英語・日本語(同時通訳あり)

スピーカー

開会の辞

Suzanne Basalla, President & CEO, U.S.-Japan Council

会長兼CEO, 米日カウンシル

事務局長、米日カウンシルージャパン
津田順子は、2016年11月より公益財団法人 米日カウンシルージャパンの事務局長として勤務しています。津田は2015年より公益財団法人パブリックリソース財団において、ファンドレージングおよび広報業務を担って参りました。非営利団体で勤務する以前には、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社、カルティエジャパン、ヒルトン・インターナショナル、アイエヌジー生命保険、日本GEなど国際的な企業で広報や人事を担当し、日本GEとアイエヌジーでは女性社員のキャリア形成に取り組んでおりました。また東日本大震災後はボランティアとして東北地方の復興および社会起業家を支援した経験もございます。同氏は広島県出身で、津田塾大学で国際関係学の学位を取得しています。またJWLI(日本女性リーダー育成支援事業)の2015年度フェローでもあります。

在ニューヨーク日本国総領事・大使:山野内勘二 

1958 年長崎県出身。1984 年外務省に入省し、以後、 在アメリカ合衆国日本国大使館一等書記官、在大韓民 国日本国大使館参事官、アジア大洋州局南東アジア第 一課長、北米局北米第一課長等を歴任。2013 年より 在アメリカ合衆国日本国大使館公使(経済担当)を、 2016 年より外務省経済局長を務め、2018 年 9 月より 現職。

レイモンド・F・グリーンは2021年7月17日、駐日米国臨時代理大使に就任した。前任は、米国在台協会(AIT)台北事務所副所長。国務省の上級外交官であり、25年間のキャリアで、米国のインド太平洋地域への外交、経済、安全保障上の積極的関与を推進した。ワシントンでは、国家安全保障会議の日本・東アジア経済担当部長を務めた。また、国務省東アジア・太平洋局では、経済政策部長を務めたほか、アジア太平洋経済協力会議の経済委員会議長にも選出された。

海外では、中国・成都の米総領事や在沖米総領事を務めた。それ以前は、在日米国大使館の政治部安全保障課長、AIT台北事務所の政治部副部長、在日米国大使館および在フィリピン米国大使館の政治担当官などを歴任。ベーカー・加藤国際交流プログラムフェローの第一号として、東京の外務省で勤務。また、ペンシルベニア州カーライルの米陸軍戦略大学で国務省のファカルティアドバイザーを務めた。

メリーランド大学カレッジパーク校で学士号(政治学および日本語)と公共経営修士号(国際安全保障と経済政策)を取得。国防長官民間人功労賞、日米同盟に尽力した人物に贈られる加藤良三賞、外交友好勲章(台湾)、国務省優秀名誉賞および功労名誉賞を受賞。国務省入省前は、ワシントンのピーターソン国際経済研究所で研究員を務めたほか、語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)で1年間横浜に滞在した。日本語と標準中国語を話す。妻は柯雅文(ヤーウェン・コー)。

サラ・S・ケイは、プルデンシャル・ファイナンシャル・インクルーシブ・ソリューションズのヴァイス・プレジデント。現在の任務は、同社の包括的な経済成長のため、戦略的な慈善活動とパートナーシップを率いること。慈善活動への助成金、共通の価値を持つパートナーシップ、能力に応じたボランティアプログラムを通して、仕事と幸福の機会の拡大、コミュニティの強化、退役軍人とその家族のためのサービスの向上、災害への対応と復興に向けた活動へのプログラム戦略を監督する。ケイ氏は現在、National Fund for Workforce Solutionsのパートナー評議会、JerseyCANの役員、Council for Innovative Funding for Career Outcomes for Social Financeの議長を務める。ウェルズリー大学より心理学の学士号、ハーバード教育大学院より教育学の修士号を取得。

前原弥生は、プルデンシャル生命保険株式会社のビジネスクオリティチームと営業推進チームを2021年7月より担当。

1991年プルデンシャル生命保険株式会社入社。広島支社にて保険事務を担当。1995年マネージャーに昇格し、支社の内部管理およびコンプライアンス推進を担当する。広島、熊本、首都圏の支社を経て、2012年より本社勤務。人事部門である支社スタッフコンサルタントチームで全国の支社の内勤社員の採用、育成に携わる。2013年チームリーダー、2015年4月執行役員就任。人事部門を担当。比治山女子短期大学 国文科卒。

社員一人一人が自分の仕事にやりがいを見出し、最大限の力を発揮できる環境づくりを目指し取り組んでいる。

司会

ケコア・エーバーは、シカゴで開催された2017 TOMODACHI大和ハウス学生リーダーシップ会議のアラムナイ。 また、東京で開催された2018年米日カウンシル・アニュアル・カンファレンスにもTOMODACHIアラムナイとして出席。 米日カウンシルのアソシエイト・メンバーでもある。 現在はワシントンDCの心理科学協会(APS)で政府関係アソシエイトとして働いており、心理学および行動科学のサポートを提唱している。 彼はジョージ・ワシントン大学で国境を越えたセキュリティを専攻し、セキュリティポリシー研究の修士過程に在学中。 研究対象には、東アジアの安全保障と環境安全保障が含まれている。 ケコアは、デポール大学で政治学と心理学の学士号を取得し、在学中には、中国と沖縄への2回の短期留学を経験した。

田島桃子は、2019-2020 TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programのアラムナイ。現在、九州大学法学部の4年生で、国際政治を中心に学んでいる。特にCSR(企業の社会的責任)の観点から、人権保護と環境問題の分野で日本と諸外国の関係をより良く理解することに関心を持っている。自身の興味と好奇心から、環境問題に関するマレーシアでの学生会議や2020年日英学生会議、外務省主催の対日理解促進プログラムJENESYS 2020での韓国の学生との交流、オーストリア・ウィーンの公益団体ÖJABにて難民救済について学ぶ日本学生派遣生等、様々な海外プログラムに参加してきた。2021年の6月からは、TOMODACHIアラムナイ・インターンシップ・プログラムに参加している。インターンシップの目標として、「学生と社会人及び都市と地方の繋がりの強化、アラムナイとネットワークを築き、人々をエンパワーするための多くの機会やイベントの企画・実行能力を向上させること」を掲げている。

キーノートスピーカー

ルイスロビン敬はTOMODACHI NGOリーダーシップ・プログラムのアラムナイ。プラスチックの消費削減をミッションにした、日本初の無料給水プラットフォーム「mymizu」の共同創設者。また、一般社団法人Social Innovation Japan代表理事。世界銀行(気候変動グループ)やUNDP (国連開発計画)のコンサルタントとしての経験を含め、これまでに20ヶ国以上における国際機関、社会的企業、NGOで活動した経験を持つ。ハイチ、ネパール、バヌアツ、モザンビークなどの国々では人道支援活動を管理し、持続可能な開発に関連する多数の国際事業にも携わった。2017年には東日本大震災からの復興を記録するため東北の海岸沿600km以上の距離を自身で歩き「Explore Tohoku」プロジェクトを起ち上げた。渋谷QWSイノベーション協議会理事。Youth4Nature理事。TEDx スピーカー。MITテクノロジーレビュー主催のアワード「Innovators Under 35 Japan 2020」において、未来を創る35歳未満のイノベーターの1人に選出された。エジンバラ大学国際ビジネス学修士課程卒業。

パネル1:気候変動&持続可能性

清水愛子は、2020年に米日カウンシルの Emerging Leadership Program に参加し、現在、Twitterで政府渉外やCSR活動に従事。Twitter入社以前は米国、日本、欧州でダイムラーとBMWのカーシェアサービスを提供している合同会社「car2go」、ダイムラー、ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)、国連、国際海洋法裁判所などの民間企業、スタートアップ、シンクタンク、国際機関で国際公共政策の分析や政府渉外を担当した。米ワシントンの戦略国際問題研究所(CSIS)、 Pacific Forum CSIS、マンスフィールド財団、East-West Center in Washington, D.C. で日米関係に関わるテクノロジーやエネルギー政策に携わった。また、Atlantic Council Millennium Leadership Fellow、BMW Foundation Responsible Leader、Salzburg Global Fellow、Asia Society Asia 21 Leaderとしても活動。シカゴ大学国際関係・政治学部、コロンビア大学国際公共政策大学院、ペンシルベニア大学ロースクールを卒業。

遠藤早苗は、ギャップジャパン日本株式会社、人事部のディレクター。キャタピラー、コカ・コーラ、アクサ生命で人事を20年程経験。現在はGAPにて、People&Culture人事ディレクターとして、洋服を通じてインクルージョンを推進中。

メンター、コーチング、D&I、障がい者職業生活相談員の経験とライセンスを取得している。ウェールズ大学でMBAを取得し、スタンフォード大学のエグゼクティブ・プログラムを修了している。

ジェス・ジュアニッチは、ロサンゼルスで開催された2018 TOMODACHI大和ハウス学生リーダーシップ会議のアラムナイであり、東京で開催された2018米日カウンシルアニュアル・カンファレンスにも出席。 現在ワシントン大学のEvans School of Public Policy&Governanceで行政学修士(MPA)過程に在籍している大学院1年生。ジェスは、家族の中で大学を卒業する始めての世代、そして移民の息子として、人生のあらゆる面で多様性、公平性、インクルージョン(DEI)について考えるときに政策が果たすべき役割を理解している。ジェスは、シアトル大学で2019 Student Mission Dayを開催し、ゲストスピーカーとニューヨークタイムズの寄稿者であるマイケル・エリック・ダイソン博士が、大学の使命、コミュニティ・エンゲージメントに関する議論を中心に、特にイエズス会教育にとってDEIが何を意味するかを強調した。彼は、社会政策、評価、教育を掘り下げて研究者としてのキャリアを追求し、プログラムがその影響とアプローチにおいてより効率的で、情報に基づいて、公平になる方法についての推奨事項を提供したいと考えている。

パネル2:インクルージョン&ダイバーシティ

山田奈波は、2018-2019 TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programのアラムナイであり、持続可能性の分野を含め、IBMで3.5年間勤務しているコンサルタント。彼女は「気候変動:地球規模の問題、地域の行動、学際的解決策」というテーマで2021年9月に開催された、ProSPER.Netリーダーシップ・プログラムの24人のメンバーの1人に選出された。参加者らはアジア・太平洋地域の10か国からで、若い専門家と新興リーダーで構成されていた。

関西学院大学では、社会組織開発(社会起業家)を専攻し、国際ビジネスを副専攻とした。研究では日本の多様性の必要性に焦点を当てた。

環境・教育の分野で活動。森林アクションを「簡単に、楽しく、メインストリーム」にすることで森林活動をインスパイアすることに特化する国際非営利団体、weMORIの創設者。学生と世界中の創造力をつなぐEdTech スタートアップである InspireHighのナビゲーターでもある。 2つのベンチャーに参加する前は、350.org Japan、SPIRAL CLUB、GAKKO、SPARKなど、環境および教育分野でさまざまなプロジェクトに携わってきた。インスピレーションから気候変動に至るまでのテーマに関するインサイトを共有するためにラジオに頻繁に出演している。

渡戸香奈は、2020年より日本初の「ゼロ・ウェイスト宣言自治体」である徳島県上勝町に拠点を置き、教育プログラム「INOW(いのう)プログラム」の共同設立者兼ディレクターとして活動中。 INOWプログラムとは、 ゼロ・ウェイストと持続可能性について探求し、考え、自ら経験することで学ぶ、教育的で変化に富んだ教育体験を参加者にて提供するもの 。渡戸の活動は、ゼロ・ウェイストと日本の文化である里山を共有し、人々のライフスタイルと自然を結びつけることに焦点を当てている。

1993年カナダ バンクーバー生まれ。日本人の母、香港人の父をもつ。大学ではビジネスを専攻。大学卒業後ヨーロッパで持続可能な観光について 学び修士学を取得。同時にEUのプロジェクトに参加しアジアの国を1年間取材しながら旅をする。関心分野として、気候変動対策、持続可能な観光、教育がある。

パネル3:教育改革&若者のエンパワーメント

大和田日向子は、TOMODACHIサマーソフトバンク・リーダーシップ・プログラムのアラムナイ。福島県南相馬市出身の21歳。現在、山形大学で英語教育を専攻している。学生時代、自分の進路について考える中で、教師として人の選択や変化に寄り添い、子どもと共に自分自身も成長し続けていきたいと考えるようになった。来年度からは福島県の公立中学校で英語教諭として働くことが決まっている。昨年度のTOMODACHI RISEリーダーシップ・プログラムで北海道・東北地域チームBの地域リーダーを務め、テーマイベントでは、「Take Your First Step~姿勢と話し方で自分らしい一歩を踏み出そう~」と題し、自分に自信を持つための講座を開いた。

柴山翔太は、福岡女子商業高等学校の校長を務めている。当時30歳の若さでおそらく全日制高等学校では初の平成生まれの校長。

1990年生まれ。北海道出身。教職9年目で5つの私立高校を経験。学校の当たり前はそれぞれの学校で異なることに気づく。ある校長との出会いで前例に捉われず「何のために」を追求し、それぞれが「校長のつもりで働く」ことの重要性を実感。その言葉を大切に働きつづけた結果、福岡女子商業高等学校での1年が終わるころ唐突に理事長から「校長やれば?」と打診を受け、30歳で校長という役職を務めることに。

現在、公立高校英語科教諭。これまでに私立南山高等・中学校女子部教諭、金城学院中学校教諭を経て渡米し、在デトロイト日本国総領事館で勤務した経歴を持つ。総領事館時代には広報班の一員としてデトロイト公立学校への学校訪問やミシガン・オハイオの地域コミュニティーへ日本文化の紹介などを行った。日本に帰国後、米国大使館のmicrograntを活用し授業の環境を整え、2019 Pearson English Global Teacher Award始め様々な賞を受賞している。

2002年東京外国語大学外国語学部欧米第一課程英語専攻を卒業。2009年コロンビア大学ティーチャーズカレッジTESOL Certificate Program修了。ミシガン州教員免許(Secondary, English)取得。

アラムナイ・スピーカー

村上日奈子は、TOMODACHI Summer Softbank Leadership Programのアラムナイ。宮城県石巻市出身。小学校6年生で被災し、地域貢献をしたい、自分に何かできないかと思い高校生の時に、TOMODACHIプログラムに参加。アメリカの文化や多国籍の環境に感化され高校卒業後はアメリカの大学に進学。

大学で学んだ経験を活かしながら、現在は地元である石巻に戻りフィッシャーマン・ジャパンで海外事業部として地元の商品を海外へ輸出する仕事を行っている。

トリスタン・ノーマンは、TOMODACHI カケハシ イノウエ・スカラーズプログラム2018のアラムナイ。現在は兵庫県北部の香美町にある日本交流教育(JET)プログラムの外国語指導助手(ALT)であり、国際問題でのキャリアを追求したいと考えている。

2020年ヘンドリックス大学を卒業。社会起業家精神とイノベーションを学際的に専攻し、日本と中国の気候適応に焦点を当てた。卒業後はUNITAR国連ヤングリーダープログラムに参加。ニューヨークの国連本部の国連経済社会局にてインターンシップを行い、COVID-19、気候変動、デジタルおよびフロンティアの及ぼす若者への影響に関連する問題に取り組んでいる。

中井安曇は、2015-2016年のTOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programのアラムナイ。ワークショップや渡米を通して、自分自身をよく知ることが自信につながることを学び、自身が抱えていた精神的な病を克服するきっかけとなりました。2017年にはその経験を米日カウンシルのアニュアル・カンファレンスでアラムナイ代表の一人として発表しました。また、2019年TOMODACHIRISEリーダーシップ・プログラム沖縄地域の地域リーダーの一人として地域のアイデンティティをテーマに地域イベントを企画・運営しました。現在は株式会社バスクという映像制作技術会社に所属し、技術プロデューサー補としてドラマ制作に携わる傍ら、メンタルヘルスについても個人的に学び続けています。

ブレークアウトセッションをリードする地域リーダー&地域メンターのプロフィール

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